津留晃一:皆さんがやる事は単純です。望んだものは手に入ると信じることです。
「津留晃一:お金や豊かさ」
多くの人が、「豊かになりたい」と考えています。
豊かでないと思い込んでいるからです。
でもそれは、誤解に過ぎません。
本来豊かなのですから、豊かさを追求する必要はありません。
豊かになりたいという欲求は、邪魔にさえなります。
「現に豊かでないのに、自分が豊かだなんて思えない」と思う人も多いでしょう。
ごもっともなことです。
そのように「豊かでない」と思っているわけですから豊かでない現実を創ります。
でも、豊かさを感じることは簡単なことです。
小学生の頃、親からもらったたっぷりのお年玉に大喜びしたあの瞬間、思いがけないボーナスに嬉しさのあまりほくそ笑んでしまった時の事。
そんなことで我々の心は豊かになってきます。
そしてその豊かな感情が次の豊かな現実を生み出します。
そしてその豊かな体験が、また次なる豊かさの現実を引き寄せます。
こうして次々となだれのように豊かさの好循環が始まります。
少なくともお金を手に入れる方法論を考えている暇があるのなら、方法を考えるなどと言う無駄な事はやめて、豊かであった瞬間、瞬間にたっぷり浸ってください。
今という瞬間が、未来を創り続けているというのだということを感じてください。
お金に困っている人たちは全員、「お金は簡単に手に入らない」ことを知っています。
この想念によってお金を自分から遠ざけているのです。
こんなことを聞くと「働かないとお金が入ってくるはずがない」と知っています。
そうぞそんな想念は手放してください。
「お金が必要なだけ入ってくる」と言う事を知っている人もこの想念に条件を付けています。
「頑張ったら」とか「きちんとやったら」とか「認められたら」とか勝手に自分で条件をつけています。
「頑張ったら」と言う条件を付けている人は、「楽をしなさい」というアドバイスをはねつけます。
そんなことをしたら、急にお金が入らなくなることを知っているからです。
思っている通りに体験しているのですから、楽をしようとすると過去の困った記憶から恐れを感じてしまいます。
でも、本当は簡単です。
「頑張ったらお金が入る」という想念を解放してあげればそれで終わりです。
これが根本解決です。
「きちっと仕事をしないと儲からない」と思っていませんか、どうぞそんな思い込みも手放してください。
「じゃあ、いい加減な仕事をしてもいいの?」と反論したくなる自我さんが出てくるかもしれませんね。
こんな二極的発想しか自我さんにはできません、どうぞ自分にとって不必要な想念を手放してみてください。
お金が絡むと余計すぐに頭が働いて、安い方、得な方を選択するという習慣があるのです。
この習慣はお金が入ってくるには限りがあるという体験から来てるんですね。
ですからこの方が安いと頭を使うということは、自分に入ってくるお金は有限であるという固定観念を強化するだけなんです。
この方が得だという考え方程、みなさんを真の人間から遠ざけることだとわかっていないんです。
私達はこれからお金使いではなく、エネルギー使いへと変わっていきます。
現実と言うのは想いで出来ています。
想いはエネルギーです。
もちろんお金で手に入れる事の出来る現実もいくつかあります。
でも、お金も含めて欲しいものを手に入れる方法はたった一つです。
「どうやれば欲しいものが手に入るか?」簡単な事です、単純なことです。
内なる神に「これが欲しい」これだけで出来るんです。
皆さんはお願いする人を間違えてます、ご主人に、商売相手に・・・・
それでは他人から奪おうとしているのと同じなんですね。
そうではなく、内なる神に「これください」と単にそう言い切れる人はもう100%それが手に入るんです。
これに例外はありません。
でもみなさんは、「そうは言っても、やっぱりお金は別よ」と思っていませんか?
知ってます、私もそうだったから・・・
誰でもお金に関しては、強い執着を持っています。
いつも損だ得だとやっているわけです。
だから、「お金は思えば手に入る」と言ったってそんなのウソだと思っているんです。
聞いてみてください、「そんなの、うまくいくはずがない」と自我が言っています。
それはなぜかというと、皆さんは生まれた後、親からお金を大切にしなさい、お金で人様に迷惑をかけてはいけませんよ、お金は自分で稼ぎなさい、等々と教わったからです。
そして、「私はこれが欲しかったけど、手に入らなかった」という体験があるからです。
「働かないとお金は入ってこない」と言う信念を持ったままで、いくらお金を望んでもそれは手に入りません。
神様が強い信念の方を選択します。
我々は内なる神をごまかしようがないのです。
自分が「ダメだろう」と思っているものには、絶対になれません。
それは思いが現実している状態なんですね。思い通りになっているわけです。
今まで手に入らなかったのは、「思いだけで望みが叶うはずがない」と信じてた時の体験でありそれはもう過去の記憶であるにすぎません。
皆さんがやる事は単純です。
「望んだものは手に入ると信じることです」
こうなりたい、もっと豊かになりたいって思いがやってきたら、「それはどうして?」って逆に入るんです、逆にです。
すると原因の方が消えていきます。
「もっと金儲けしたい」と言う思いがやってきても、その方向を実現させようとすると、その世界がフワーッと広がってゆくんです。
どんな世界か、「もっと金儲けしたい」と言う思いを体験する世界です。
ズーッとそれが続くんです、「もっと金儲けしたい・・・」思ってる通りを創りますから。
「もっと物質的に豊かになりたい」という思いが体験できるような世界を創造するということは、いつも物質的に満たされない体験をするということなんです。
思ってる通りが起きるんです、思ったことが実現するのと言うのとちょっとニュアンスが違うんです。
「思い」というものは、出てくるでしょ?
出てくる土台の観念があるわけです。
その思ってる通りが実現するんです。
だから上がってくる思いに基づいて行動していたら、永久に満たされない訳なんですね。
不満分子がここにあるんだから、その人を何とかしてあげるほうが早いんですね。
(※その人→自我さんのこと)
すると終わりに向かってゆくわけです
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