ノアの方舟はどこにあるのか?各国諜報員も探索中

ノアの方舟とは旧約聖書の『創世記』(6章-9章)に登場する、大洪水にまつわるノアの方舟物語のことです。

ノアとは旧約聖書の創世記の記述によると、すべての人類の祖先だそうです。

キリスト教における聖人とされています。

神様は地上に増えた堕落した人々を見て失望して、堕落した人々を洪水で滅ぼすとノアに告げます。

神と共に歩んだ正しい人だったノアは方舟の建設を命じられます。

ノアは方舟を完成させるとノアと奥さんと3人の息子とその奥さんと動物たちを載せました。

洪水は40日40夜続き地上に生きていたものを滅ぼしつくしました。

7月17日に方舟はアララト山にとどまります。

10月1日に山々の頂が現れたとあります。

このことからナチスドイツはアララト山の山頂から風船を放ちノアの方舟を探索していました。

イギリスの諜報機関MI6も第二次世界大戦中にアララト山のノアの方舟を探していたそうです。

アメリカCIAも1949年に高高度偵察機U2からアララト山を撮影しノアの方舟を探索していました。

そのときの写真をなぜか長年機密情報として非公開にしてきました。

1995年にCIAがようやく機密解除して公開しています。

アララト山はもともとアルメニアの領土であり、そこをトルコ(オスマン帝国)が奪った経緯があります。

アララト山はアルメニア人のシンボルとしているくらい重要な山だそうです。

その後アルメニアが一時ソビエト連邦の傘下に入るなど非常に領土問題がややこしい地域です。

今もアルメニアとトルコの間でアララト山の領有権を巡り揉めています。

ソ連の諜報機関コミンテルンもノアの方舟を探していたようです。

1987年にロンワイアットというアメリカの考古学者がアララト山でノアの方舟を発見したと発表しています。

トルコ政府も調査の結果これを認めてノアの方舟の国立公園に指定しています。

しかしアメリカ政府やアメリカ国防総省はこれを否定していて、アメリカの調査の結果は人工物ではないと結論づけています。

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