カレイドスコープ….グノーシス

グノーシスでは「宇宙は天使が創造した」ことになる。
その天使の正体はサタン。ときに「宇宙人」と呼んでいる実体。
量子力学の背後にはグノーシス主義が横たわっている

4000年にもわたって守り続けてきた古代エジプトの秘密とは


・・・2013年のノーベル賞物理学賞は「ヒッグス粒子」に与えられました。
「ヒッグス粒子の発見」はノーベル賞に値するのでしょうか。おそらく、するでしょう。

クォークや電子、いわゆる宇宙を構成する極微の最小単位である全17種の素粒子のうち16種は、その存在が確認されましたが、残りの一つ、ヒッグス粒子だけが理論物理学者のテーブルに載せられたままだったのです。

このヒッグス粒子の存在と生成過程が分かると、宇宙誕生の謎が解けることになります。これは、画期的なことです。

・・・この秘密結社について少しだけ説明しておくと、バーバリアン・イルミナティーは、世界で6000人弱のメンバーで成り立っています。
組織は、ピラミッド型の統治体を形成していて、各メンバーは10位階のどれかの階層に属しています。

この秘密結社は、世界の地域ブロックごとに代表が置かれ、現在、最高位である10位階の12人の長老から成る統治協議会によって治められています。

バーバリアン・イルミナティーのもっとも有名なグランド・マスターは、ソロモン王(King Solomon the Apostate) 、ピタゴラス(Pythagoras) 、ヘラクレイトス(Heraclitus)、エンペドクレス(Empedocles)、シモン・マグス(Simon Magus)、ヒュパティア(Hypatia)、ライプニッツ(Leibniz)、アダム・ヴァイスハウプト( Adam Weishaupt) 、ゲーテ(Goethe)、ヘーゲル(Hegel)の10人です。

バーバリアン・イルミナティーは、過去に二度、その秘密の本質について暗号にして示そうとしたことがありました。
その一つは、世界一神秘的な原稿だと言われているヴォイニッチ手稿(Voynich manuscript)です。
今まで、誰もそれを解読できていません。

ヴォイニッチ手稿(Voynich manuscript)を書いた数人の男性は、バーバリアン・イルミナティのメンバーでしたが、彼らがそれを解読するキーをリリースする前に殺害されたのです。

量子力学の背後に隠れているグノーシス主義


バーバリアン・イルミナティーの公認サイトの主筆であるマイク・ホックニー(Mike Hockney)によれば、「グノーシス派がこれまで何千年もの間、説いてきた事実に、科学がやっと追いつきそうだ」ということです。

つまり、これは量子力学のことを言っているのです。

量子力学とは何かを、ここで手身近に説明できるほど簡単ではないので、極端な例を引き合いに出して、全体的な雰囲気を捉えてほしいと思います。
(あるいは、メルマガ第56号パート1、あるいは、メルマガ57号パート2。あるいは、岸根卓郎著『量子論から解き明かす「心の世界」と「あの世」』をお読みください)

それは、映画『フィラデルフィア・エクスペリメント』で世界中に知れ渡った極秘実験「フィラデルフィア計画」で消滅した駆逐艦エルドリッジのことです。量子テレポーテーション装置による艦船を使った巨大な実験が失敗して、乗組員が悲惨なことになった「事故」のことです。

量子テレポーテ-ションの原理を説明しておくと、映画『スタートレック』から想像するような、「その場で、自分の体の細胞が細かく分解して、別の惑星にそれが飛んで行って、そこで再び自分の形になる」というようなものではありません。

平たく言えば、自分の肉体と精神の「ひな型」を作っている「設計図」と同じものを転送先にも同時に作っておくのです。

「設計図」とは、オーケストラの楽譜であり、料理のレシピにたとえられます。

オーケストラの楽譜のデータを遠くの地に送り、まったく同じの楽団がスタンバイしていれば、どこでも同じオーケストラ演奏が可能です。

また、料理のレシピの情報さえあれば、そして、その先の場所で同じ食材と調理器具があれば同じ料理を作ることができます。

つまり、量子テレポーテーションは、その人個人のひな形のデータを、はるか遠方に飛ばして、その場で「組み立てる(演奏する、料理する)」ことを言います。

ですから、それを可能にするのは、「宇宙は素粒子によって万遍なく満たされている」という前提が必要になります。

それは、太陽系の別の惑星から地球に電波を送ったり、太陽の熱エネルギーが地上に照射したりする現象によって、感覚的に私たちは知っています。宇宙は真空ではなく、電波やエネルギーを伝える媒体で埋め尽くされてい

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