第1章 ガンは自分で治せる
勇気ある一人の医者の発言
●抗ガン剤、放射線、手術にたよらない
「化学療法、放射線治療、手術は受けてはいけない!」 「ガン検診はかえって危険!」
-一般のガン専門医が、こんな発言を聞いたら目をむくだろう。
『「薬をやめる」と病気は治る』 (マキノ出版) などの勇気ある著作で、医学界に衝撃を与えている新潟大学医学部、安保徹教授が、その根拠を、一連の本の中でわかりやすく解説している。
「……あえて申し上げます。これからは、ガンを減らすことができること。なぜなら、ガンが起こるしくみさえ理解すれば、だれもが自分でこの病気を治せるようになるからです」と本の扉で宣言している。「〝自分で治せる″ とは、従来行われてきた抗ガン剤治療や放射線治療、手術などに頼らず、私たちの体に備わっている自然治癒力を高めてガンを自然退縮させるということです」 (『ガンは自分で治せる』同)
●三大療法がガン治療をはばむ
安保教授は、「抗ガン剤、放射線、手術」という「ガンの三大療法」 が、ガンの治療をはばむ - とまで言い切る。市井の人がいうのではない。現役の医師の発言である。大学医学部の教授である。その彼がはっきり断言するのである。わたしは、この安保徹先生の、勇気と使命感に息を呑み、そして深く感銘した。
これでは医学界を敵に回す。それどころか、全国のガン専門医、病院、製薬メーカー、さらには厚生官僚から利権につるんだ厚生族の政治屋センセイたちまで、すべて敵に回してしまう。それをあえて断言する。それは、なんとまあ大変な勇気のいることだろう。
抗ガン剤、放射線、手術は、ガン治療の 〝三大利権″ である。金城湯池、酒池肉林……。巨大なガン利権の総本山。こここそ、カネと欲望が無尽蔵に喰っている暗い底無し沼だ。
「医学の進歩に伴い 『ガンの三大療法』と呼ばれるこれらの治療法は、その目的を達成しっつあるような印象を私たちに与えます。しかし、残念ながらこれらの治療法こそが、リンパ球(体を病気から守る血液中の成分) を破壊し、生体に消耗をもたらして、ガンの治癒をはばむ最大の原因になっています」 (前著)。つまり、ガンを治すはずの 〝三大療法″ が、じつは真のガン治療をはばむ最大元凶だというのだ。この指摘は、これらを信奉してきたおびただしいガン患者たち、その家族たち、そして当のガン医療関係者にとっても驚愕でしかなかろう。
それを立証したのが、「福田-安保理論」 である。
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