● 〝早期発見″ 〝早期手術″ の恐ろしさ
慶応大学の近藤誠医師(後出) が 「ガン検診は受けてはいけない」と著作で呼び掛けたとき、世情は騒然とした。「ガン撲滅は、早期発見、早期治療 - 」 が合い言葉だったからだ。
しかし、わたし自身は、このスローガンにうさん臭さを感じていた。ホンネを言えば 「ガン医者たち、それと製薬メーカーの 〝市場開拓″ではないか」 と思っていた。
近藤医師は、「早期発見」 の名のもとに、ガンとも言えないものをガンと決めつけ、手術をしたり抗ガン剤投与や放射線を当てるなどで、逆に症状を悪化させたり、殺したりするマイナス面に警鐘を打ち鳴らしていた。
先日、九州に帰省したら、もう七〇歳を超える叔母が 「おなかの大手術をした」とやつれ気味の顔で語る。聞けば、大腸にポリープができていた、という。
ポリープとは 「皮膚、粘膜などの面から突出し、茎をもつ卵球形の腫瘡。慢性炎症から生じるものと良性腫瘍性のものとがある。胃腸などにできやすい」 ((『広辞苑』) なんのことはない。口内炎でいえばイボの一種。体調によってできたり、消えたりする。
カナダの医者は肺ガン患者でも五%しか手術をしない。日本は一〇〇%だ。たかが、イボで腹を切りまくる日本の医者は、もはや〝人斬り″集団と呼ぶしかない。
●切れば切るほど悪くなる……
この理論に目覚めた福田医師の言はすっきりしている。「このしくみがわかってから、ガンは非常に治しやすい病気になりました。一定の時間はかかりますが、ガンむ腰痛もウオノメのまうにいずれは治っていくものなのです」とは、心強い。さらに言う。「ガンを急速に悪くする筆頭は、抗ガン剤です。放射線治療も免疫をガタガタに低下させてしまいます。抗ガン剤や放射線治療、手術、抗生物質、ステロイド、鎮痛剤などをやたらに使わなければ、ガンはちょっとやそっとでは進行しません」。
その根拠は、医師としての自らの体験による。「手術は早期ガンのファーストチョイス(第一次選択)とされていますが、私はお勧めできません。三〇年来、私は消化器外科に携わり、胃ガンの切除手術を行ってきましたが、治癒率はちっとも上がりませんでした。進行ガンで助かる人は、一〇%にも満たないのです」「治したいから切る。しかし、切れば切るほど悪くなる。そうやっているうちに、私は、手術に深いうたがいを持つようになりました。悪いところを切っているのに、治せないなんて、これはなにかがおかしい……」(『ガンは自分で治せる』前出)。
●手術は患者から自然治癒力を奪う
なにかが、おかしい。
福田医師は、「福田-安保理論」で開眼し活路を兄いだした。それは、東洋医学で説く真理を、西洋医学の方法論で、説き明かしているからだ。「長く外科治療の現場にいたからこそ、見えて来たものがたくさんあります。手術は血管を傷つけ、組織を痛め付けて患者さんから自然治癒力(本来からだが持っている病気を治そうとする力)を奪います」(福田医師、前著)。
転移は治るチャンス
●「転移するガンは治りやすい」
「ガンが転移してます」 -この言葉は、発する医者も、患者にとっても悲痛だ。これは「もう、助かりませんよ」という暗黙のサインでもある。だから家族は落胆し、患者には転移の事実を、隠しとおそうとする。
また、ガン専門医も転移を避けるため、あらかじめ臓器を大きくえぐり取るように手術で切除し、抗ガン剤を多種多量につかってガン転移病巣を破壊しょうとする。
ところが福田医師(前出)は「転移するガンは治りやすい」と断言する。
かれは注射針やレーザー、電子針などを用いて治療点を刺激する「自律神経免疫療法」という治療法を実践している。これによってガンに大敵の交感神経の緊張をおさえ、副交感神経を優位にする。すぐに、鍼灸治療を西洋医学的に応用したものであることが、わかる。「その結果、リンパ球が増え、血流がよくなって、免疫力が高まり、患者さんの体を痛め付けることなく、体に本来備わった自然治癒力を回復させることで、ガンを撃退できる」という。
●リンパ球の攻撃でガンは弱っている
この療法をおこなっていると「転移はガンが治るチャンスだといえます。なぜなら転移を起こしている患者さんの大半は、リンパ球の数が二〇〇〇個/。mmを超えていま笑 つまり、転移といぅ現象は、ガンがリンパ球に攻撃されて負けそうになっている状態なのです。リンパ球の攻勢にさらされたガン細胞は『このままでは、自分たちは負ける』と察知し、生き残りをかけて散り散りになって、他の組織に飛んでいきます。これが転移の本態です。じっさい患者さんの経過を迫っていくと、転移した後からガンがよくなっていくのが、はっきりと見て取れます」(福田医師前著) 転移の宣告で、絶望の緑にいる患者や家族にとっては、目からウロコの朗報であろう。この福田医師のアドバイスに耳を傾けよう。
●発熱や倦怠感は回復している証し
「転移が起こったと思われる時期、患者さんは、必ず三七~三八℃の熟を出し『体がだるい』と訴えます。このとき熟を下げないで治療を続けていくと、やがてガンが縮小したという例が大変多いのです。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? ガンが方々へ散らばったとき、副交感神経を刺激して血液をどんどん流し、リンパ球を活性化しておけば、散らばった先でリンパ球に攻撃され、一網打尽にやっつけられてしまうからです。発熱や倦怠感はガンが悪化した兆候ではなく、リンパ球がガン細胞を破壊するために、組織に炎症が起こって生じる症状とみるべきです」 なんと明快で、スッキリしていることだろう。
安保教授も「転移はガンが治るサイン」、「『転移=ガンの悪化』という考え方を見直さなければいけない」 と言われる。
「つまり、転移というのは、どんどんガンが悪化するということよりも、原発巣がリンパ球によって攻撃されて悲鳴をあげ、生き延びるためにちらぼっている状態」「転移は怖くありません。
ガンが治るサイン」であると明言される(『免疫革命』講談社インターナショナル)。
抗がん剤で殺される前に助けたい! | だいだいこんの日常~抗がん剤は毒ガスなので保険適用をやめましょう~自然の中で自然に生きていれば「革命」なんていらないというのが本当の「保守」。それでも、私の心が反日銀デモを求めている。
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